春のガウンは、ゴールドドットで個性を出しませんか?
素材に、南インド原産のオーガニックコットンを使いました。パリッとした生地は着心地がよく、しっかりシルエットを出してくれます。たくさん生地を使っていますが、とても軽い着心地です。
大人スタイルには、ブラックボトムがグッと引き締めてくれます。デコルテまわりのすっきりとしたデザインで、ショールと合わせてもきれいにみえます。
袖は切り込みの入ったスラッシュドスリーブで、袖めくりも楽で通気性もよいです。
ひもを結ぶとワンピースのように、雰囲気を変えて着まわせます。ベルト代わりに、ウエストポーチを巻いて着くずしても素敵です。
実は柄が木版なんです
手彫りの木版に染料を付け、布に押し当て柄を描きます。色の数だけ違うブロックを重ねて押します。
この技法をインドではブロックプリントと呼びます。挑戦してみるととても難しいんですが、職人さんはタテ、ヨコ、タテ、ヨコっとリズミカルに軽快に押していきます。
Background
インドで初めて訪れた町、ヒンドゥ教の聖地ヴァラナシ。ガンジス川には大勢の修行僧、サドゥの姿。
オレンジ色の布を身にまとい、その額には縦や横の線に赤い印。サドゥから、『この印は、シヴァ神・ヴィシュヌ神などの宗派を表しているんだよ』と教わった。インドでは皮膚も表現の場なんだと私は衝撃を受けた。いつか、この光景を生地にしたいと思い続けていました。この度、ジャイプールのブロックプリント職人さんに形にしてもらうことができました。